日々のこと
球根
先日、市場で見かけつい買ってしまったのが、こちらです。
クロッカスとムスカリの球根と土、ポットがセットになっています。
中に入っている土を、お水でたっぷりと戻してあげて、球根を植えればいい
お手軽な商品です。
ムスカリ、ヒヤシンスは見かけるのですが、クロッカスはあまり見ないため
衝動買いです。しかも、本日までということで、ついつい色々と買い込んで
おすそ分けなどしてしまいました。
球根の国のオランダのものなので、寒い中スクスク元気に育っています。
ちょっとづつ成長する姿を見るのが、最近楽しみになっています。
一番好きな花
だいぶ前のことになりますが、パープルのアネモネの花を
見ると思い出す話があります。
ある日、パープルのアネモネを見た母が、
「今朝、アネモネの花の夢を見た。」と。
詳しく聞いてみると、
「神様の前で一番好きな花は何かと聞かれ、パープルのアネモネです、
と答えた。」と。
それまで、私は母の一番好きな花がアネモネだとも知らず、
それもパープル限定とは・・・
自分がもし、神様に聞かれた時はなんと答えるかな・・・と、
ついつい考えてしまいます。
バラはやっぱり好きだし、ヒヤシンス、シャクヤク、ライラック、
アジサイも捨てがたい・・・
でも、パンジーかな・・・
なかなか、一番が決められなくて、いつまでも悩んでしまいそうです。
残念ながら、まだ神様に聞かれる機会がないのですが、それまでには
答えが出ているかな・・・
たまたま市場で、素敵だから買ってきたアネモネで、しかもパープルのみだった為、
思い出してくれた夢でしたが、いつもパープルのアネモネを見ると思い出します。
そして、いつもアネモネが出まわってきたこの季節になると、
母の為に母の一番好きな花を買ってしまいます。
イル プレージョ
今日は、ウェディングでお世話になったレストランのオーナーとランチ。
代々木上原にあるイル プレージョというイタリアンでランチをしました。
明るい店内には、シャガールのリトグラフィが飾られていて、
テーブルの上には・・・なんと、お花の代わりに、野菜が!
大きめのガラスの花器の中には、水に浸かった瑞々しいピーマン、ナス、
レモンがいけられていました。
なんでも、シェフの方が、レストランなので野菜を飾りたいとの思い、大きめの
花器を探されたそうで。
お花を携わっている人間としては、なんとも斬新で素敵なアイディアだと
感心させられました。
ガラスの花器は、お花を活けるにはかなりのボリュームが必要になる大きめの
もので、全てのテーブルにそのボリュームのあるお花を飾ったら、きっと
食事の邪魔にもなってしまうかもしれません。
逆に、野菜だったら使えるし・・・
家でお花がないから飾らないでいる花器を、マネして野菜を入れてこんな風に
飾ってみたいと思いました。
この他にも、照明のランプシェードに色々なパスタを使っていたり・・・
可愛らしくて素敵なアイディアがありました。
もちろん、お料理はとても美味しかったですよ!
お野菜が沢山使われていて、見た目も本当に綺麗で。
素敵な一時を過ごせました。
お近くに行った際に、是非食べに行ってみて下さい。
散歩道
小田急線の鶴川駅からバスで10分ちょっと行ったところに、
散歩に行ってきました。
「谷戸田から小野路の里山」という散歩道で約7キロぐらいの道のりです。
およそ2時間30分。
まずスタートは、野津田公園。
40haもあり、バラ園もある広大な公園です。
雑木林の中には鎌倉古道が通っています。
そして、小野神社、萬松寺と歴史あるお寺を巡ります。
畑のそばをのんびりと歩くと、万松寺谷戸にでます。
ここが、東京?という田園が広がっています。
ちょうど、稲刈りが終わっていて、収穫された稲穂が干されていて、
見ているだけで心地よい風景が広がっていました。
そして、竹林、関谷の切り通しを歩いて行きます。
関谷の切り通しは、鎌倉古道と布田道と交差した場所で、昔の面影が
漂います。近くには、幕末時代に宿場として栄えた小野路宿があります。
再び、たわわになっている柿の木や、畑を眺めてたり、無人販売の野菜を見たりしたら、
バス通りの別所に到着です。
東京の近郊でありながら、神社、寺院、「鎌倉街道」「絹の道」そして豊かな自然と
見どころの満載の場所です。
ぜひ、近場の散歩をお楽しみ下さい。
上高地
どんよりと寒い曇り空の中、上高地に行ってきました。
天気予報は、80%雨・・・
車で4時間経った頃、色づいた山々、とても澄んでいて美しい梓川が見えてきました。
そして、まず着いたのが大正池。
大正4年に焼岳の噴火でできた池で、オレンジ色に紅葉したカラマツの木、山にほんのりと
積もった雪とまるで、絵画のような風景でした。
遊歩道を行くと、今度は田代池にぶつかります。
穏やかな秋を感じる湿原の池です。
上高地は、マイカー規制があり、豊かな大自然を残しています。
梓川は、泳いでいる魚はもちろん見え、木々は大木で立派でした。
紅葉といえば、赤や黄色と思っていたのですが、オレンジ色に染まった
カラマツが本当に見事で、穂高連峰との眺めに何度も見とれてしまいました。
そして、歩くこと2時間。
明神池に到着しました。ここは、池を祭っている穂高神社奥宮の中にあります。
ありがたいことに、雨は時折、降る程度でしたが、滑りやすい道、
そして寒さ・・・疲れを忘れてしまうぐらいな場所です。
全ての時が止まっているかのような静かな神々しい場所でした。
帰りの道のりは、しっかり雨になってしまいました・・・
日帰りで滞在時間4時間と短い行程でしたが、想像以上に素敵な場所でした。
ぜひ、今度は暖かい日差しの中、散策し、温泉につかったりしたいです。
つなぐ
8月に祖父の家が取り壊しをすることにになり、祖父の庭で育てていた植物たちを
挿し木にして頂いてきました。
モミジ、ツツジ、ローリエ、ビジョヤナギ、アジサイ、ゼラニュウム・・・
ベランダの我が家では、なかなか数に限りがあり、しかも猛暑の中の挿し木とかなり無謀な
試みでしたが、なんとか無事に育ってくれています。
その中でも、ゼラニュウムが、2ヶ月でプランターの中で生い茂るまでに成長してくれました。
祖父の庭で、木のように太い幹に成長し、たくましかった姿が、再現され嬉しく、いとおしく
思います。