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ハノイ・アンンコールの旅

Posted on 2013-01-20



今回は、旅のお話です。

年末から年明けにベトナムのハノイ経由のカンボジアの
アンコール遺跡を巡る旅に行ってきました。

ベトナムは、15年前ぐらいに行ったことがあり、今回3回目。
カンボジアも5年前ぐらいに行って、今回は2回目でしたが、新鮮で
楽しめました。

ハノイでは、水上人形劇や、ホーチミン廟、バッチャン焼きで有名な
バッチャン村などを観光しましたが、その中でも世界遺産の一つの
ハロン湾はとても良かったです。

太古の昔、龍が降り立ったという伝説があるハロン湾は、石灰岩が無数に
連なり、壮大な景観を楽しめます。
クルーズ船に乗りながら、魚介類を中心にしたランチを食べたり、
デッキでのんびりしながら3時間ぐらいで見てまわれます。



ちなみに、この写真の岩は、2羽の鶏が愛をささやいているように見える為、
「ラブ・アイランド」と呼ばれているそうです。
途中、船から降りてティエン・クン鍾乳洞へ。



鍾乳洞に入って、原色のライトアップにびっくりするのですが・・・
何万年も長い月日をかけて作られた神秘的な場所でした。


そんな、ハノイでの滞在もあっという間に過ぎてしまい、カンボジアへ向かいました。
アンコール遺跡は、見どころが沢山あり、そして気温30度と暑く、
ちょっとハードな日程でしたが・・・

やっぱり、アンコールワットは「寺院の王都」と呼ばれるだけあり、素敵でした。







特に私は、デヴァター(女神)とアプサラ(踊る天女)のレリーフが好きで、
一体一体表情や、顔が違うのを楽しんで見ていました。



アンコールワットには、早朝の日の出、日中の観光、夕日と時間帯を変えて
今回、訪れることができ、それそれの時間帯を堪能してきました。


他に、お勧め(お気に入り)の遺跡といえば、
長い間、ジャングルの中で放置され、今もなおガジュマルの木により
倒壊しつつあるタ・ブローム。



遺跡を発見した時は、こんなだったのかな・・・などと空想してしまいます。


そして、東洋のモナリザと言われている女神のレリーフがあるバンテアイ・スレイ。



ここは、物語性のあるレリーフがとても繊細で綺麗に数多く残っています。





物語を思い浮かべながら、レリーフを見てまわるのも楽しいです。


そして、最後にお勧めな遺跡は、今回初めて訪れた場所でもある
クバール・スピアンです。

シェムリアップ川の源流にある遺跡で、



こんなジャングルのような山道を登って行きます。
川の中に、ヒンドゥーの神々のレリーフが掘られています。





今は、乾期のため川の水が少なくて、レリーフも綺麗に見ることができました。
11世紀頃の建築と比較的に新しいためか、川の中という条件のせいか、
とても綺麗にレリーフが残っていて、透きとおる水の中に神秘的でした。


アンコール(クメール)王朝の素晴らしさを改めて感じた旅行になりました。
ただ、遺跡の修復が進まず、崩れてきている印象がしたのも事実でした。
2年前のタイの洪水が、カンボジアにも被害をもたらし、場所によっては
以前行った時には、見ることができた遺跡が見れなくなってしまった所もありました。



日本からも修復を手伝うスタッフが参加しているそうですが、
アンコール王朝の建築物、美術を後世に、残していってもらいたいです。
そして、二度と争いなどで悲劇の場所にならないことを願っています。

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